ロンドンから出かける;チャッツワース・ハウス (Chatsworth House)

チャッツワース・ハウス Chatsworth Houseは、プライドと偏見で有名なハウスのあるところです。ロンドンから車で3時間弱でいくことができます。

見学したいときはオフィシャルサイトをご覧ください。

川向こうの牧場からの風景

pride and prejudice ( プライドと偏見 )を観たことがありますか?見事な17世紀のチャッツワースハウスはペンバリーのエクステリアショットとして使用され、いくつかのインテリアシーンもここで撮影されました。まだの方はぜひ一度観てくださいね。

チャッツワースハウスはベイクウェルの北東3.5マイル(5.6km)、チェスターフィールドの西9マイル(14km)のところにあります。英国のお気に入りのカントリーハウスとして数回選ばれたハウスです。

By Contains Ordnance Survey data © Crown copyright and database right, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=11604380

チャッツワース・ハウスの見どころ

ダイニングルーム

下の写真が、第6代デボンシャー公爵の時代に造られたダイニングルームです。1832年10月、ビクトリア王女(後のビクトリア女王)と母親のケント公爵夫人はチャッツワースを訪れ、13歳の時にこの新しいダイニングルームで初めての正式な大人の夕食を食べました。

一度はここでディナーをいただいてみたいですが、服装、振る舞いなどを考えると、おいしいものものどを通らないでしょうかね。

By Flavio Ferrari – Chatsworth House, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=6495899

1694年に完成した壁画で描かれたホール

ルイ・ラゲール(1663年-1721年)は、主にイギリスで働くフランスの装飾画家でした。

1663年にベルサイユで生まれ、パリ・アカデミーでチャールズ・ル・ブランの下で修業を経験した彼は、1683年にイギリスに来て、アントニオ・ヴェリオと一緒に働き、そのあと独立して活動しました。

彼は歴史画の分野でサー・ジェームズ・ソーンヒルと匹敵し、主に貴族の住むハウスを装飾しました。彼の壁画はここだけでなく、ブレナム宮殿、マールボロハウス、ペットワースハウス、バーグリーハウス・フェッチアム・パークハウスにあります。

By Martin Hartland from UK – Chatsworth House, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3792868

アントニオ・ヴェリオ1691によって描かれた大階段の天井

イタリア生まれのアントニオ・ヴェリオ(1636年-1707年)はイタリアの画家でした。彼はバロック様式の壁画をイギリスに導入し、30年間にわたって王冠を務めました。

英国でのヴェリオの装飾作品は、ここ以外にもバーグリーハウス、ライゲイトプライオリティ、チェルシー病院、キリスト病院、ハムハウス、ハンプトンコート宮殿、ムーアパーク、パウイス城、スネイプ城、ウィンザー城で見ることができます。彼の絵画、スケッチ、ドローイングの中には、大英博物館、フィッツウィリアム博物館、ケンブリッジ美術館、国立肖像画美術館、ノーサンプトン博物館、美術館、ロイヤルコレクション、ヴィクトリア&アルバート美術館など様々なコレクションに属しているものもあります。

By Daderot – Own work, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=60619542

庭園と公園と農園の散策

この庭園には年間約30万人の来場者が訪れるそうです。庭園は105エーカー(0.42平方キロ)の広さがあり、6つの異なる時代の特徴を持つ複雑なつくりとなっています。周囲を長さ1.75マイル(2.8km)の壁で囲まれています。約20人の専属の庭師のスタッフがいます。

ハウスと庭園は1555年にウィリアム・キャヴェンディッシュ卿とハードウィックのビーズによって最初に建設されました。長い年月の間に改築などがあり、現在に至っています。

素晴らしい設計と土木、建築技術を示していますね。

カスケード(何段も連なった小さな滝)とカスケードハウス

By Kev747 – Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=8449249

1696年に建てられ、1701年にはさらに壮大に再建されました。1703年にトーマス・アーチャーによって設計された壮大なバロック様式の寺院またはカスケードハウスが上部に追加されました。1994年から1996年にかけての大規模な修復には1万人の労働時間がかかったと言われています。2004年にカスケードは、カントリーライフによって選ばれた45人の庭園の専門家のパネルによってEngland’s best water feature に選ばれました。

The Emperor Fountain

この噴水ができたいきさつ。

1843年にロシアの皇帝ニコラス1世は、翌年にチャッツワースを訪問することを公爵に知らせました。そのために、公爵は世界で最も高い噴水を建設することを決め、パクストンがそれを建設することになりました。

まず、8エーカー(3.2ヘクタール)の湖を造りました。噴水のために自然の水圧を利用(高い位置から圧をかけるため)するためにハウスより高い位置、350フィート(110メートル)にある湿原に掘られました。作業はわずか6ヶ月で終了し、この大々的な建設で得られたウォータージェットは296フィート(90メートル)の高さに達すると記録されています。1900年代初期までチャッツワースの電気を発電するためにも用いられていたようです。

By Gordon Joly – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=210850

ジェームズ・ペインの厩舎

By Daderot – Own work, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=60714373

チャッツワースの厩舎は、第4公爵のためにジェームズ・ペインによって設計され、1758-1767年に建てられました。それは約190フィート(60メートル)の正方形と2階建ての高さとなっています。角には低い塔があり、入り口の門の上に高い塔があります。

厩舎にはもともと80頭の馬のためのスペースと鍛冶屋を含むすべての必要な馬に必要な施設がありました。

しかし、建物が店とガレージになった1939年に厩舎の務めは終わりとなりました。このきゅう舎は宿泊施設となり、チャッツワースの従業員と年金受給者のためのアパートに変わりました。

現在では、ザ・キャベンディッシュ・ルームズ(軽食、ショップ、レンタル用の3室)も併設しています。厩舎は、ビジターシーズンには月に30,000人の観光客が足を運んでいます。

公園、森、農園の散策

ジェームス・ペインの作による手すりに装飾が施された石橋。3年前に撮影いたしました。この辺も羊が自由に歩き回っていました。

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約1,000エーカー(4.0 km2)のチャッツワース公園は、一部を除いて、一年中無料で開かれています。

公園では、羊が放牧されており、近づいて触れるくらいですが、近づくと静かに離れていきます。羊は飼い主のことは信頼しますが、見知らぬ人には親しくしません。

休息中の羊の群れ

道端には羊の糞がいっぱい落ちているので、足元に注意して歩きましょう。

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