ロンドン どこ ビートルズ スタジオ
アビーロードといえば、ビートルズですね。
ここの横断歩道は、人気の観光スポットとなっています。日本人も多く訪れています。私が撮影した日は、イタリア人とフランス人のグループがこの横断歩道をビートルズと同じように横断したポーズをとっていました。
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アビーロード・スタジオ前の横断歩道のある道路は現在も普通に使用されていますが、アビーロードのジャケット写真のポーズを取る人が多く、以前から接触事故やなんと死亡事故までおこっています。ドライバーにとっては要注意の歩道となっています。
アビーロードはどこにある?
下のgoogle mapで示されているように、ロンドン中心部にほど近い場所にあります。
ロンドンの地下鉄駅では、ジュビリー線のセント・ジョーンズ・ウッドが近いですね。駅から歩いて5分ほどです。
オーバーグランドを利用すると、サウスハムステッド駅から10分くらいの位置です。

横断歩道が遺産指定に!
この横断歩道は世界中から多くのビートルズ・ファンなどが訪れる場所となり、その文化的背景から景観の保存が検討され、英国政府はこの横断歩道を2010年12月に英国の文化的・歴史的遺産に指定しました。
英国では建物以外で文化的・歴史的遺産に指定するのは初めてのことです。さすが、世界のビートルズ!
このアビーロードの横断歩道の目の前にはスタジオとショップがあります。
もちろんスタジオには入れません。ショップで、思いをはせることができます。ショップ内は撮影禁止となっていますので、ご注意を。
アビーロードのエピソード
この横断歩道を有名にしたのは、ビートルズのレコードジャケットです。
ロンドン・EMIスタジオ前の横断歩道で撮影されたジャケット写真は、レコードジャケット史上最も有名なものの一つです。
ジャケット写真を撮るのに、めんどくさいことを言い出したスタッフに、ポールは「ちょっと外に出てその辺で撮ろうよ。」と提案したそうです。
そしてそのまま外に出て横断歩道で撮影開始、アルバムのタイトルも「アビーロード」にしてしまったという話です。
実際10分ほどかけて6枚の写真を撮って5枚目のものをジャケットに使ったようですね。有名になるとどんな写真でも価値のあるものになるんですね。
この背景に写っている車、フォルクスワーゲンは、その後の1986年に行われたサザビーズのオークションで2,530ポンドで落札されたそうです。
録音に使われたEMI・レコーディング・スタジオは、「アビーロード」のヒットを機にそれまでの愛称となっていた「アビー・ロード・スタジオ」を正式名称にしました。
たった一枚の写真が、とても価値があり、有名にしてしまったのです。この時代のビートルズ作品は意外とその後に生まれた若い世代の人々にも人気があります。CDほしいですね。