便秘は万病の元

健康
ロン爺
ロン爺

ロン爺は便秘気味になると気になってそれがストレスになるときがあるんだけど、女性のほうが便秘の人が多いようだね。アイちゃんはどうかな?

アイちゃん
アイちゃん

ええ確かにね。数日でない時があるわね。あまり薬とか使いたくないけど、ロン爺はどうしてるの?

ロン爺
ロン爺

そうだね、朝起きたら水をコップ一杯飲むようにしていることと、ストレスを溜めないようにしていることぐらいかな。

ストレスと便秘の関係について調べてみたので、参考にしてみてね。

便秘とは便の排泄が困難になっている状態のことだね。排便の時に苦痛や不快感が伴うときは便秘と言えるだろうね。若い世代では女性のほうが便秘になる人が多いが、年を取ると男性のほうが多くなるんだ。

便秘をそのままにしていると、気分が落ち込んだり、やる気が出なくなったりするなど、心にも悪い影響あるそうだ。また、便秘の人は、そうでない方に比べて大腸がんになるリスクが高いという報告もあるので、気になるようだったら病院で相談するといいね。

 

 

食事の量が少ないことにより便の量が少なくなったり、水分不足で便が硬くなったりすることで、排便の回数が減る、あるいは強くいきんでもなかなか便が出ないという症状が起こります。

腸内細菌と便秘の関係

私たちの大腸内には無数の腸内細菌が活動しています。

腸内細菌は私たちの体の働きにさまざまな影響を与えます。これが便秘にも関係してきます。体にとって有益であると考えられる細菌は善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)、有害な影響を与える細菌は悪玉菌(ブドウ球菌やウェルシュ菌など)と呼ばれています。

腸内細菌は、善玉菌(乳酸菌など)と悪玉菌(ブドウ球菌など)のバランスを保ちながら共存しています。このバランスが崩れると、便秘や下痢になったり、肌荒れになったりと体調を崩しやすくなり、これがストレスとなってくるのです。

ストレスで便秘が起こる?

排便をする時に、自律神経が正常に働くことでストレスなく排便することができるそうです。特に腸を活発にするのに必要なのは、リラックスした時に活発化する副交感神経の働きです。

ストレスがたまると、自律神経のバランスが崩れ交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。

そうすると、排便に必要な副交感神経の働きが弱くなり、うまく腸が動かなくなってしまうのだそうです。

自律神経がアンバランスになるのは、寝不足や不摂生においてなるので、不規則な生活に陥りやすい人は要注意ですね。

ストレスによる便秘の改善法

厚労省のe-ヘルスネットによる基本的な改善方法を引用しておきます。参考にしてくださいね。

治療の基本は生活習慣の改善

慢性便秘症の治療には、保存的治療と外科的治療が用いられます。ここでは主に、保存的治療のうち、食習慣を含む生活習慣の改善に焦点を当ててお話しします。薬剤治療や外科的治療に関しては、専門医の先生にご相談ください。

便秘症の治療において、生活習慣の改善は基本となります。規則正しい生活を心がけ、生活リズムを整えることで、自律神経が整うため、排便を規則正しく行うことにつながります。また、便意を我慢せず、便意を感じた時にトイレに行くようすることも大切です。排便を我慢することが多いと、便秘症が悪化しやすくなります。また、適度の運動を行うことも大切です。運動を行うことで、腸の動きが促されます。食習慣に関しては、まず、1日3食を規則正しく摂取することをおすすめします。特に朝食の摂取は体内リズムを整え、胃や腸を刺激し、排便反射を促しやすくします。朝食後にトイレに座る習慣をつけると排便習慣が整えられやすくなります。また、水分をしっかりとることで、便がやわらかくなり、排便がしやすくなります。

食物繊維の摂取量適正化で改善する場合も

大腸通過時間が正常にもかかわらず、排便回数や排便量が少ない「大腸通過正常型便秘症」では、食物繊維の摂取不足が原因であることが多く、食物繊維の摂取量を適正化することで症状が改善する場合が多いとされています[2]。食物繊維は、「ヒトの消化酵素で分解されない食物中の難消化性成分の総体」と定義されています[3]。日本人の食事摂取基準(2020年版)[4]では、食物繊維の摂取目標量は、18〜64歳の男性で1日あたり21g以上、18〜64歳の女性で1日あたり18g以上とされています。食物繊維は水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維の2種類に大別されます。水溶性食物繊維は腸内の善玉菌を増やしたり、便を柔らかくする作用があります。果物や繊維の柔らかい野菜(にんじんやキャベツなど)、海藻類などに含まれます。不溶性食物繊維は、便の量を増やして腸管を刺激し、腸の運動を活発化させ、便通を整える働きをします。根菜類やきのこ類、繊維のかたい野菜(たけのこなど)、豆類などに含まれます。適切な食物繊維の摂取が大腸通過正常型便秘症において有用であるため、毎食の食事でこれらの食品をしっかりとることをおすすめします。一方で、大腸通過遅延型便秘症や便排出障害では、食物繊維摂取量増加ではかえって悪化する場合も多いので、注意が必要です。専門医の診断のもとで適切な治療を進めましょう。

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトより

もう一つ、私がやっていて通便ができやすくなった方法は、便座に座ったときに膝をくっつけるようにして力むことです。なんでだろうと考えました。

たぶん、肛門が程よく開いて出やすくなったのかなと思います。ぜひ試してみてご感想をお聞かせください。

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