ロンドンの水道水は飲めるか

答えは...飲めます

日本とイギリスの水道水の性質は違います。比較をしてみましょう

日本の水道水の安全性

日本の水道水は水質基準が厳しく定められています。またそのまま飲み続けても健康上問題はありません。「東京水」が売られていますが、都は日本の水質基準よりも厳しい基準を設けており、高度な浄水処理を行ない残留塩素も基準以下となり、ミネラルウォーター並みの安全でおいしい水となっています。東京を含め日本の水道水の安全性は、世界的に見ても非常に高いものです。

水道水を飲むことに注意をするのは、原水の汚染がひどかったり、集合住宅などの貯水槽や水道管の劣化がみられるところでは、水道水を直接飲むことに注意を払う必要があるでしょう。水道水が濁ったり、異臭がした場合は特に気を付けたいものです。

アジアでは日本と韓国を除いて水道水は直接飲むことはできないといわれています。しかし、最近韓国では水道水から虫が出てきたり青い色の水が出たりと安全性を疑われる事象がニュースされていました。多くの家庭では浄水器やフィルターなどを取り付けたり、ミネラルウォーターを購入したりして、対策を講じる傾向にあるようです。

イギリスの水道水の安全性

イギリスはEUから離脱しましたが、結構厳しいEU規定基準に従っているため、水道水を飲水として飲むことができます。イギリスは水質が極めて高い国と言えます。

ただ。イギリスの水道水は硬水が主流となっています。

硬水になるのはなぜ?

ほとんどの国の水道水は硬水といわれています。硬水は硬度で表されますが、国によってその基準は違うようです。日本は硬度300以上ですがイギリスは200以上となっています。日本全国軟水かと言えば、地域によって違います。おいしい酒で有名な灘の酒は硬度の高め180くらいです。都心部では50くらいと言われています。

では、硬水になる条件があるのでしょうか?

それは、地形に依ります。日本は山が多く急こう配の地形となっています。イギリスはドライブして気づきますがなだらかな地形となっていて急こう配のところがほとんどありません。そのために水が地中にとどまる時間が違ってきます。イギリスではミネラルを含んだ石灰岩を通り抜けるのに時間がかかるので硬水になるということらしいですね。

日本では急勾配の地形が多く、水が地中に留まっている時間が短くなります。一方ヨーロッパでは平坦な地形が多く年数が長いため、石灰岩の層を通り抜ける間にミネラルが多く溶け出します。詳しくはこちらの記事で解説しています。
硬水では日本のせっけんは使えない

水道水としての硬水の特徴

石鹸の泡立ちが悪い

イギリスでシャワーを使うと石鹸の泡立ちが悪いのに驚き、また髪の毛がぱさぱさになります。これは、硬水だからです。 硬水で石鹸を使うと、石鹸の成分とミネラル分が結びつき、石鹸のカスを作り出してしまうからです。選択にも支障が出てきます。日本の洗濯機だと1時間で終わるものが其倍以上かかる場合もあるほどです。それで洗濯に使う水を専用の機械で軟水にして使うこともあるようです。

レストランで水道水を頼んでもお金はかからない?

レストランでは水道水(tap water)は無料で提供されます。フランスのレストランで、うちの娘がミネラルウォーターを注文したら私の飲んだワインと同じ値段でした。残念!ぜひ「タップウォーター、プリーズ」と言ってくださいね。

水道水の飲料に抵抗がある家庭では、フィルターや浄水器を使用し、水道水に含まれるカルキやミネラル分などを除いて飲用しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました