動物ウォッチングでストレス解消(リス)

ロンドン生活
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うつ病の原因としては、ストレスが関係しています。

どのようにしてそのストレスを解消できるでしょうか?

その一つは、かわいらしい動物をウォッチングすることです。のんびりゆっくりね。

アニマルセラピー。昨今、世間でその効果が高く評価されています。動物と触れ合うことで、精神が癒されストレス解消にも繋がるということです。

ロンドンでは、庭や公園などリスがよく見ることができます。直接触れることはできませんが見ているだけで癒されますよ。

公園のリスは、警戒心がなくなっています。近づいてもあまり逃げることはありません。餌をあげる人たちがいるからでしょうね。ごみ箱に捨てられたポテトチップを拾って、木の上に上り食べる姿を見かけました。とてもかわいいですね。

近くの公園で

庭に来るリスは、公園とは違って人間には少し警戒しています。すばしっこくてジャンプ力があるので木から木へまるで鳥のように駆け回ります。庭に来た鳩を追いかけ回すこともあり、遊んでいるように見えますね。

でも、庭の作物を食べる害獣でもあります。昨年はもぎたてのトマトを収穫しようとしていたのに実を全部落とされてしまいました。食べないのに落として遊んでいました。今年は、庭にトマトを植えていません。玄関先に大きな鉢に植えています。玄関先まではリスは来ないでしょう。

まあ、こういういたずらも可愛いもんですね。リスト知恵比べ、つぎはどんな風にしてトマトをまもろうか、考えるのも楽しいです。ストレスにはならないから不思議です。

リスが落としたトマト
リスが壊した軽石の鉢

かわいいリスですが、大きなネズミととらえたほうがいいかもね。病気も持っているかもしれないので野生のリスは触らないほうがいいでしょうね。それと、餌付けとかしないで適度な距離を置いて仲良くしてください。

近くの公園で撮影

他の人に邪魔されずに、動物ウォッチングをお楽しみください。リラックス効果の高いティーを飲みながらどうぞウォッチングをお楽しみくださいね。

リス(squirrel)の名前の由来

英語の語源は多くの場合ギリシャ語からきています。リスの英語名squirrelもそのようです。特徴となっているしっぽ(オウラ)と影(スキア)からきているスキオウロスに由来しています。(参考文献:ウィルフレッドファンクの「言葉の起源」)

リスのしっぽはかわいいだけではない

リスは餌を食べているとき以外はいつもよく動いています。岩を走り回ったり、木から木へとアクロバットよろしく、自由自在に移動していますし、飛び跳ねる能力もすごいと思います。しっぽがふさふさして体の割に大きく長いですね。でもただかわいいだけではなさそうです。

リスのしっぽは,モモンガのように木から別の木へ足を広げて大きく飛び移るときに、バランスをとるのに役立っているようです。また、寒い冬にどうやって暖を取るんだろうかと考えました。きっとあのフワフワのしっぽを体に巻いて寝るのではないかなと思っています。知っておられる方は教えてくださいね。

リスは植林する

リスは植林に役立っているという記事をどこかで見たことがありました。うちの庭のリスも植林しているのでしょうか。飢えたはずの無いところに木の芽や水仙などの花が咲いています。きっとリスの仕業だ、と思うようになりました。

よく見ていると、木の実や球根などの食物を穴を掘って埋めています。嗅覚も鋭いので、また掘って食べに来るんだろうと思いますが、結構その場所を忘れてしまうようですね。そうやって忘れられ、食べられなかった球根や木の実がそのうち芽を出すようです。

食べるのを忘れることが植林に貢献していることになるわけですね。えらいですね。物を蓄えることでよく知られています。木の実を口に入れたまま前足で穴を掘り,そこへ木の実を入れて土を掛けます。ある推定によると一匹のハイイロリスが木の実を10個土の中に埋めるのに要する時間は約7分間です。3か月間に約1万個の木の実を隠すリスもいます。その後掘り出されず,食べられないままになった木の実の多くは,土の中に植えられたことになります。こうしてリスは,樹木の繁殖に大きく貢献しています。かわいくて、たまに憎く思うこともありますが、地球環境のためにも貢献しているのです。

蛇足:イギリス北部ではリスの肉を販売しているところがあるそうです。ウサギは食べたことがあります。野ウサギはよく跳ねて脂肪がないのでさっぱりしておいしいでしたね。リスはそのかわいらしさから(ウサギも可愛いが)食べるなんて、かわいそう。リスも運動十分なので脂肪がなくおいしいのかもしれませんね。でも、かわいそうと言ってられませんね。世界中どこでも肉を食べるには動物を屠殺しなければならないので、きちんと処理された肉を感謝していただきましょう。

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