お城散策でストレス解消!ロンドンから日帰りで観光できるウィンザー城の見どころ

ロンドン生活

都会の喧騒から逃れてストレスを解消しましょう。特に都会で生活していると、何かしら知らないうちにストレスがたまってくるのではないでしょうか。ストレスをそのままにしておくとうつ病のもととなります。

そこで、都会から離れて、ゆっくりと素敵な街に行ってみてはいかがでしょうか。

今回は日帰り観光のできる、ロンドンからほど近いウィンザー城を紹介しますね。

城(Castle)は、敵の攻撃から内部の人々を保護するために、支配者や重要な人によって建てられた建物で、そこには住居と要塞が含まれています。また、城は所有者の権力や富を誇示するために建設されてもいます。

何百ものイギリスの城を観察すると、その時代の技術の高さ、芸術性のすばらしさを見ることができます。昔は戦略的な拠点として存在していた、海岸を見下ろす広大な要塞から、現在まで人が住んでいる他の要塞(要塞の役割を持っていないものが多くなっている)まで、これらの城はイギリスの激動の過去の歴史を思い出させるものです。これらの壮大な城を訪れて、英国の歴史と遺産に触れながら、美しい屋外スペースと緑豊かな風景を探索することができます。

イングランドには、何世紀にもわたって保護されてきたし、壮大な美しい城があります。その一つがウィンザー城です。

ウィンザー城(Windsor Castle)

ウィンザー城はバークシャーのウィンザーにある王室の住居です。この城は 約950年前から王室の住居として使われ、世界最古で最大の城と言われています。

By WyrdLight.com, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=13209027
北から見たウィンザー城

ウィンザー城は最初、征服者ウィリアムによってイングランドのノルマン侵攻後の11世紀に建てられました。 現在では週末の隠れ家としてエリザベス女王によって使用され、様々な行事や王室の結婚式をのためにも用いられています。

By Cmglee – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=85452973
南から見た城の空中写真:左から下区、中区と丸い塔、アッパーウォードとイーストテラスガーデン、右下隅にロングウォーク。写真の左上にテムズ川が見えます

見どころ

ラウンド・タワー(Round Tower)
By Petr.noha – Own work, CC BY 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3416879
セントジョージ礼拝堂、レディチャペル、ラウンドタワーなどが見える

ヘンリー2世の時代、12世紀後半に建設された塔を改築したもので、歴史的にも重要な建築物の一つとされています。現在では女王がウィンザー城に滞在している時には、ラウンド・タワーの頂上に王室の旗が掲げられています。

聖ジョージ礼拝堂
By Aurelien Guichard from London, United Kingdom (changes by Rabanus Flavus) – File:St. Georges Chapel, Windsor Castle (1).jpg, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=67647692

イングランド内にあるゴシック教会の中で最もすばらい、ゴシック建築の礼拝堂です。
ヘンリー8世や彼の3番目の王妃ジェーン・シーモアを含む10人の王や女王、さらに他の王族と貴族が眠っているところであるだけでなく、チャペルはビクトリア女王の子供たちをも含むその歴史を通して、14の王室の結婚式を執り行ったところでもあります。

ステート・アパートメント
By Diliff – Own work, CC BY 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3716533

レンブラント、ルーベンス、カナレット、ゲインズボロらの作品を始めとする王室コレクションなど、珠玉の名画で飾られています。

衛兵交代

衛兵の一団は、ウィンザー城見学コースの出口にあたる「ヘンリー八世の門」(Henry VIII Gate)から出入りします。交代式そのものは、この門と「セント・ジョージ礼拝堂」(St. George’s Chapel)の間にある広場で行われます。交代式はお城の敷地内で行われるので、入場チケットを買っておかないと見られませんが、衛兵の入城・退城時のパレードだけならば、ヘンリー八世の門の前、カッスル・ヒル沿いでも見ることができます。

4月~7月には毎日11時から、期間外にも定期的に行われています。衛兵の規律正しい動きとカラフルさに目を奪われるこの伝統行事をお見逃しなく。

スケジュールは、ウィンザー城公式情報ページの一番下、「Changing of the Guard」の欄をご参照ください。

インフォメーション

ロン爺が撮影


見学に行く前にオフィシャルサイトを確認してください。

ロンドン/ウォータールー(WATERLOO)駅から50分です。車でもロンドンから1時間弱で行けます。少し歩きますが、無料駐車場もあります。
ウインザー&イートンリバーサイド(WINDSOR&EATON RIVERSIDE)駅下車、徒歩 5分。

ウィンザー城では、エリザベス女王の執務により公式諸間(ステート・アパートメント)の一般公開が急遽変更される場合があります。

3月1日~10月31日:09:30~17:15(最終入場は16:00)
11月1日~2月28日:09:45~16:15(最終入場は15:00)

入場料
大人:20.50ポンド、 子供:12ポンド、 シニア:18.70ポンド、 子供、シニア、学生(要ID)、家族割引あり

注意事項:
カメラ、ビデオ等による内部の撮影は禁止されています。

ウィンザー城外

ウィンザー城外に13エーカーにもわたる美しい街並みは訪問客にもとても人気の場所です。

パブが多くありウインザー城観光の後に立ち寄っていい雰囲気を味わうことができます。また、趣のある石畳もとても素敵で美しくさすが女王が週末を過ごす街だなあと思えます。
ロイヤルファミリーのお膝元だけに王室関連の記念になるお土産も豊富にそろっています。 近くのテムズ川を渡って、有名なイートン校周辺を散策するのもいいですね。

イートン校(Eton College)
By Martin Kraft – Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=38481359

イートン校はウィンザー近郊のイートンの町にある公立学校(男子の独立寄宿学校)です。1440年にヘンリー6世によってケンブリッジのキングス・カレッジの姉妹機関として設立されました。かつては貧しい学生のための学舎でしたが、創立当初から最古の伝統を誇るウィンチェスター校を見本に成長を図ってきたために、徐々に人気の学校となっていきました。いまではイートン校は、その歴史、富、著名な卒業生のために特によく知られています。

ウィリアム王子やヘンリー王子などの王族子息もイートン校出身ですね。過去に19名もの首相を生み出し数々の著名人の出身校としても有名な、まさに名門中の名門といえます。また、ゴシック建築の校舎や礼拝堂は見応えがあり、建築的な価値も高いものです。

サマースクールも実施しており、日本からも多くの学生が短期留学しています。

イートン校の博物館やギャラリーは、日曜日の午後2時30分から午後5時の間に無料で一般公開されています。

倒れそうで倒れない家
ウィンザー城の近くの傾いた家

近くを散策していたら、ふと気づきました。あれー、なんか変。大きく傾ている。

近くの通りがかりの現地の人にお聞きしたら、なんと日本語が堪能な女性でした。そのほうがビックリ。ここは The crooked house (ゆがんだ家)と呼ばれているそうで、1592年にウィンザーのマーケット広場の端に建てられ、当初はマーケットクロスハウスとして知られていたそうです。ギルドホールの隣にあります。ご覧になってめまいを感じてくださいね。

結論:都会の喧騒から逃れてストレスを解消しましょう。特に都会で生活していると、何かしら知らないうちにストレスがたまってきます。ストレスをそのままにしておくとうつ病のもととなります。たまには、都会から離れて、ウィンザー城のあたりを散策してみてはいかがでしょうか

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