ロンドン郊外のイーリングからアクトンは日本人の多く住んでいる街

ロンドン生活

イーリングからアクトンにかけて、のイーリング地区には日本人が多く住んでいます。特に駐在員の方が多いでしょうか。またロンドン唯一の日本人学校があります。

今回は、イーリングからアクトンを散策してみました。

イーリングの中心地はイーリングブロードウェイ

イーリング(ealing) は、Disrict Lineを使えば20分ほどでロンドン中心部へ行けます。またイーリングコモン(Ealing Common)からは、Piccadilly Lineで大使館やロンドン中心部に行くことができます。とても便利で比較的治安のよい街です。

また、ロンドンの中心部のにぎやかさありませんが閑静な住宅街になっており、レンガ造りの家やよく手入れされた前庭の花壇を見て歩くだけでもとても癒されるひと時を過ごせます。

イーリングブロードウェイ

イーリングブロードウェイにはショッピングモールがあり、近辺には飲食店がいっぱいあります。買い物ついでにお茶をする日本人の姿がよくみられます。モールの中にある広場には可愛いアイスクリーム屋さん(季節限定か?)があります。

モールの中庭、夏場にはかわいいアイスクリーム屋さん登場

近くの公園を散歩

イーリングコモンからはイーリングの中心地ブロードウェイまで歩いて20分くらいです。公園を通り過ぎると賑やかなイーリングブロードウェイが見えてきます。

イーリングコモンからイーリングブロードウェイへの散歩道,Warwick Dene Park


住人たちの憩いの場となっているウォルポール・パーク(Walpole Park)の中には、素敵な邸宅「ピッツハンガー・マナー(Pitzhanger Manor)」があります。

イーリングのフットパス

通り抜けするフットパスの通り抜けも草木がきれいに手入れされていて素敵です。きれい好きでこまめな日本人が多いからでしょうか。

フットパス、通り抜けの道

日本のケーキで一休み

イギリスのケーキはサイズがでかい。また、日本のケーキのようなしっとり感や上品な甘さがありません。やはり日本のケーキを食べたいですね。

ここなら、そんなケーキを楽しめます。ちょっとお高めですが…

Wakafe

ケーキがおいしい、WA cafe

私のお気に入りは、WA Cafeのメロンパン。ケーキも抹茶ラテもおいしいよ。

歴史を感じるタウンホール

歴史を感じさせるタウンホール(市庁舎)は、イーリング地区の中心街イーリング・ブロードウェイ(Ealing Broadway)にあります。

このタウンホールは、ビクトリア朝後期のゴシック様式の建物で、地下に新しい公民館が作られ、「クイーンズホール」として知られるようになりました。

ゴシック様式のイーリングの市庁舎、townhall

イーリング南部にあるガナーズベリーパーク(Gunnersbury Park)

イーリングの南部には広大なガナズベリー・パーク(Gunnersbury Park)があります。

日本ではあまり知られていない公園ですが、友達に会ったり、犬の散歩をしたり、ランニングに行ったり、日曜日の午後に散歩をしたり、博物館を散策したり、湖でボートを漕いだり…一日中いても楽しめる公園です。

ガナーズベリーパークの入り口の案内板

この土地の歴史は古く、記録によると7世紀後半からと、とても古い歴史があります。詳しくはガナーズベリーパークのホームページをご覧ください。

王族や富豪が所有していた広大な公園の敷地内には、大小さまざまな邸宅やオランジュリー(温室)が建てられ、その一部は現在も残されています。下の写真のようにまるで遺跡のような壁やゲートなどがそのままになっているのもいいですね。

現在は市民の憩いの場となっている広大な公園には、さまざまな形式の庭園があります。ロックガーデン、バラ園、イタリア式庭園などさまざま。また日本庭園らしきものがありましたが、今は管理されていないようでした。

季節の花々が美しい公園内では、散策をしたり、ピクニックをしたりと思い思いの時間を過ごすことができます。池ではボートを浮かべてデートすることもできます。

5月の庭園の風景
見事な藤の花
子供の遊び場もある
おとぎの国のお城のような

邸宅は博物館

公園内にある大邸宅は、現在、郷土資料や昔の道具などを展示する博物館として使用されています。

地域の歴史に関する資料のほか、ファッションやおもちゃの移り変わりを示す興味深い展示もあります。特にビクトリアンキッチンはアンティークの好きな方にとっては一見の価値はあります。

ロンドンの中心部の観光地は紹介されていますが、今回紹介したイーリング、アクトンの紹介はほとんどないようですね。ロンドンに来られたら、一度こちらの方面にも足を延ばしてみてください。

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