趣味程度の株式投資で楽しむには

趣味

皆さん、こんにちは、気ままな老後を楽しんでいるロン爺です。

私の趣味として株式投資を行なっています。あくまでも趣味の範囲で行っているので、大金をつぎ込むことはありません。というかそんなに資金があるわけでもありません。

それで、大儲けをしようとか、株で生活していこうとか言う方には役に立たないでしょう。

でも趣味程度で楽しみたい方には、参考にしていただけると思っています。

気になる方は、私が2020年から趣味で公開しているサイトもご覧ください。「サラリーマンのための低位株トレード日記」

趣味としての株式投資を勧める

以前は、仕手株(今でも存在しているようですが仕手株とは、非合法な手口で株価を操作されている株)と称してある特定の株を筋が一気に仕込んで、多くの人には高値でつかませて、売り抜ける手法で大儲けすることが多くみられました。

今でも仕手筋があるようです。もちろんそれを上手に利用して儲けることもできるでしょう。

最近は投資に関する規制が厳しくなっており、我々庶民には大きく儲けることが難しくなっています。

取引手数料は、かなり安くなってきましたが、利益の20%が税で飛んでいきます。NISAを使えば無税ですが、年間120万円までの取引までです。

私はこのNISAの範囲内で毎月10万程度の売買での株式投資を楽しんでいます。そう、趣味程度ということです。

基本、空売りは致しません。でも下落相場では「日経ダブルインバース」を買いで入ることで、空売りしたのと同様な取引を行なうことができます。これはNISAでも取引できますし、しかも1株単位からの購入が可能です。

では私の株式投資を楽しむためのマイルールについて説明いたしましょう。

株式投資を楽しむためにマイルールを作ろう

取引に当たって一番大切な要素は、感情に左右されないことです。「楽しむ」ということであればそれ自体が感情ではないか?と思われるでしょうね。その通りですが・・・

どういう事かと言うと、取引する時によくあるのが、銘柄に惚れることです。「この会社は将来性抜群、このくらいの下落はまだまだ大丈夫、多くのコメントがよい評価だ」などと思っていると大きな損失につながることがあるのです。

そこで重要になるのが、マイルールを作ってそれに忠実に従うことです。そのためには、自分の気持ちを優先せずにルール通りに行っていくということです。

では、どのようにマイルールを作っていけばいいのでしょうか?

取り組む銘柄数を絞る

あまりに多くの銘柄を仕込んでいくと、自分で管理できなくなってしまいます。それで、多くても5銘柄まで、普通3銘柄までという風に取り組む銘柄を絞りましょう。

1銘柄当たりの株価を絞る

資金がどのくらいあるかでもこの基準は違ってきますが、私の場合は500円以下に設定しています。(高くても1000円以下)値嵩株は資金の多い人にお任せいたしましょう。

取引量の少ないものは除外する

毎日の取引量が少ないもの(一日数千株程度)は、上げだすと早いし下げも早いので、パソコンにしがみついてやる方にはいいかもしれませんが、基本的に除外しておきましょう。

上げだした株に飛び乗りしない

上げだしてしまった株には飛び乗りしないというルールは、気持ち的にはどうしても買ってしまいそうになりますよね。でもそこは我慢です。もちろんその後押してきたらそこでどうするかを決めるといいでしょう。

安いところで買い、10%上げたら売る

どこが安いところかは、下のテクニカル分析指標を参考にして決めてみます。

上げていくタイミングが分かればいいのですが、安いと思って買ったのに、そこからさらに下げたとか、なかなか上げてこない、といったことがよくあるので、テクニカル分析指標を用いて決めていきます。

そして10%も上がれば、成功です。それ以上上げていくこともありますが、そんなに期待しないで行きましょう。

ロスカットを決めておく。

これはとても大事です。ロスカットを決めておき、カットにかかった時に売れるようにしておきます。

これを行なうことで、次に取り組むことができます。これができないと塩漬けとなってしまい効率が悪くなります。

手仕舞いまでの期間を決めておく

買ったときから、いつ手仕舞うかを決めておきます。短期であれば、1週間単位、1か月単位という風にその期限が来たら上げていなくてもいったん手仕舞います。

このことでも資金運用効率がアップします。

このように、マイルールを決めていき、運用することで、安心感と運用効率をアップすることができるのです。うまくいかない時はマイルールを見直しましょう。

銘柄選び

チャートだけを見て会社の情報も調べずに売買することもあるかもしれませんが、それでも少し時間を取ってまずは、会社をしっかり調べておきましょう。

上場されている会社は4000以上あります。

ですから、今とても人気のある、みんなが注目している、しかも上昇している銘柄を急いで買う必要は・・・・・・・ないのです。でも基本的には人気投票みたいなものですから、時流に乗った関連銘柄から選んでいくといいでしょう。

慌てない、慌てない

それで、これから紹介するファンダメンタルズ分析テクニカル分析キャッシュフローについて勉強してから四季報などで、取り組みたい会社を10社ほど取り出していきましょう。その中から実際に売買していきます。

継続疑義や、赤字企業は基本的には遠慮しておきましょうね。

銘柄を決めたら、いつ買うか、売るかを判断していきます。

この時に、役に立つのは、テクニカル分析です。(当カテゴリーのテクニカル分析を参考にね)

買いのポイントは・・・・特にテクニカル分析を参考にしてポイントを探っていきましょう。

2020年から趣味で公開しているサイトもご覧ください。「サラリーマンのための低位株トレード日記」

ファンダメンタルズ分析指標について

株価収益率(PER)とは

Price Earnings Ratioの略で株価収益率のことです。

これは、 時価総額÷純利益、または、株価÷一株当たり利益(EPS)で算出できます。 例えば、株価が1000円で、一株当たり利益が100円ならば、PERは10倍となりますね。

会社の利益と比べて、今の株価が割安かどうかを見る指標なので、とても重要なものといえるでしょう。

しかし、PERは同じ業種の収益状態、将来の会社の評価と比較して判断する相対的な基準であることを念頭に置いておきましょう。

一般に、成長性が期待できそうな株式のPERは高く、逆の場合は低くなっています。

株価純資産倍率(PBR)とは

Price Book-Value Ratio の略で株価純資産倍率のことです。

PERと同様に株価がどの程度割安かをあらわす指標です。

PBRが低ければ低いほど、割安といえます。これは、会社が解散した場合に株主に配分される資産となるので「解散価値」とも呼ばれます。

良い会社なのにPBRが1倍以下なら、割安といえ、絶好の買い場となります。

しかし、業績悪化のために資産価値が落ちている会社なら、割安とは言えないでしょうね。

自己資本利益率(ROE)とは

Return on Equityの略で株主資本利益率といいます。

株主にとって、重要な指標といえます。

株主資本は資本金や法定準備金、剰余金等の合計ですが株主の持ち分といえます。

この資本を会社がどれだけ効率的に運用し、利益をあげたかをみます。

予想配当利回りは、株価に対して配当金が年利でどの程度かを示しているので、これに対してROEが多ければ、良好な利益を上げていると判断されますね。

市中金利は、今はとても低いので、あまり比較対象にはなりませんので、会社自体のROEの推移をみていくと、これからの投資としてふさわしいいかどうかを判断しやすくなるでしょう。

一株当たり純資産(BPS)とは

Book-value Per Share の略で一株当たりの純資産のこと。

簡単に言えば、資産から負債を差し引いた、純粋な資産を一株あたりに換算したものですね。

BPSは会社の安定性を表わすと考えると、数値が高ければ安定性の高い企業であり、低ければ安定性が低いと判断できるでしょう。

現状の株価とBPSを比べて、BPSが大きいなら今、会社が解散したとしても株価以上の価値を有していることになりますね。

一株当たりの純資産ですので、発行株式の増減によって変わるわけですから、自社株買いや株式併合は、BPSが大きくなりますが、

株式分割、ワラント、転換社債発行などにより、発行株式の王かがあるとBPSは小さくなります。

テクニカル分析指標

RSIとは

RSIは、Relative Strength Indexの略で、

直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのかを計る指標です。

RSIは、50%を中心として0~100%の範囲で推移します。

目安としては、RSIが70%以上であれば相場は買われすぎ、逆にRSIが30%以下であれば相場は売られ過ぎであると判断されます。

しかし、単純に70だから売りだとか、30だから買いだと判断するのは、危険です。

その時のチャートがどのようなトレンドなのかを考えながら利用していく必要があります。

例えば、上昇トレンドであれば、30以下になれば買い、下降トレンドであれば、70以上になれば、売り。

この指標だけでの判断はできませんので、他の指標との組み合わせで、用いていきます。

RCIとは

RCIとは

Rank Correlation Indexの略。

日数と株価それぞれに順位をつけ、両者にどれだけの相関関係があるのかを指標化しています。

RSIと同じように、指標が上昇して高値水準にいれば割高、安値水準にいれば割安と見て、買われすぎ、売られすぎの判断をします。

通常、-100%から100%の範囲で計算されます。

これも、RSIと同じくこの指標だけを見て判断することは参考になりません。指標を最適化する必要があります。

日にちをいろいろと変えていき、その銘柄にぴったり合う日にちを選んでいくとある程度の最適化が見えてきますね。

MACDとは

MACDとは

“MACD”とは、「Moving Average Convergence / Divergence Trading Method」の略で、日本語では移動平均収束拡散手法といいます。

MACDは、MACDラインとシグナルラインの2本のラインを用いて相場タイミングをつかんでいくチャートです。
MACDチャートは、2本の線だけで表されるため、売買のサインが見やすく、使いやすいチャートと言えるでしょう。

騰落レシオ (とうらくレシオ)

騰落レシオとは、市場の過熱感を判断するテクニカル指標の一種です。
ここでは一般的に用いている25日騰落レシオ(中期的な観点)で見ていきます。

騰落レシオは、ある一定期間の値上がり銘柄数の合計を値下がり銘柄数の合計で割ったものです。

値上がりと値下がりが同数の時が100%で、中立の状態となります。

一般的には120%を超えると買われすぎ70%を割ると売られすぎと判断されます。

騰落レシオのチャートはシンプルな指標なので使いやすく、市場全体の天井圏・底値圏を判断する指標となっています。しかし単独では信用度が低いので、いくつか組み合わせることで信用度を増すことができます。

ストキャスティクス (ストキャスティクス)

これも、相場の相対的な強弱の勢い、いわゆる「売られすぎ」や「買われすぎ」を示す指標です。
チャートは%K(Fast)と%D(Slow)の2本の線で表され、数値は0%から100%の範囲で推移します。
%Kラインは相場に対して敏感に動き、対して%Dラインは%Kラインよりも遅く動きますが、より重要とされているのは%Dラインです。
一般的には20~30%以下で売られすぎ70~80%以上で買われすぎと判断します。

ストキャスティクスの弱点は、一方向に相場が動いている場合には上下に張り付いてしまい、参考にならない場合が出てきます。

テクニカル分析はそれぞれ一長一短があり、万能なテクニカル分析はありません。ですから、できれば複数のテクニカル分析を併用して、判断するようにいたしましょう。

キャッシュフローについて

営業キャッシュフロー

営業キャッシュフローとは、

営業活動から得たキャッシュ量のことです。

つまり、その会社はいくらのキャッシュが現実に入っているのかを表わしています。

営業キャッシュフローがマイナスの会社は、現金がないわけですから銀行などからの借入金に頼らざるを得ないでしょう。

一方、営業キャッシュフローがプラスであることはよい会社といえます。会社の経営は安定していると言えるでしょう。

投資キャッシュフロー

投資キャッシュフローとは、

固定資産などの取得及び売却で増減したキャッシュを表しています。

株式投資や、M&Aなどによる場合もありますので、その内容に注意を向ける必要があります。

例えば、固定資産を取得すると会社の資金が出ていくので、投資キャッシュフローはマイナスになりますが、固定資産を売却すると現金が入り、投資キャッシュフローはプラスになります。

財務キャッシュフロー

財務キャッシュフローとは、

資金の調達または返済のためにどの程度の資金が使われたかを示します。

黒字の場合は、金融機関からの融資を受けたり、社債発行によって資金調達をしたと考えることができます。

逆に、赤字の場合は、借入金の返済に充てたと考えることができます。

借入金の増減には、特に注意が必要です。です。

借入金の増加はキャッシュフローは悪化させますが、借入金が減少している場合、借金が減っているのです。もちろん、借入金ゼロの会社はとても健全な会社といえるでしょう。

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銘柄選びの参考になればと思っています。実際に売買してみた感想をお寄せくださいね。

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