ロンドンのビールは種類も多く安い、クラフトビールを飲みに行こう

ロンドン生活

ストレス発散のためにアルコールに頼りたいと思うことがあるでしょうか。少しのお酒は健康のためにもいいという話もあります。

しかし、最近の研究では、少量の飲酒は、心疾患や脳梗塞などではリスクが下がるようですが、高血圧、脳出血、乳がんなどでは、飲酒量が増えるほどリスクが高まるということがわかってきました。ですから、お酒は飲めば飲むほど病気リスクを高めるということです。

飲まないに越したことはないでしょうが、やはり美味しいお酒を楽しみたいですよね。そこで、考えてみたいのは「適量」とは、どの程度かということです。

個人差はありますので一般的な的量について考えます。厚労省の政策「健康日本21」で示されている適量飲酒は「純アルコールで1日平均20グラム程度」と定められています。これはビール500ml缶1本分、日本酒で1合に相当します。

これが多いと思う人や、逆に少ないと感じる人もおられるでしょうね。ですから、これを基準にして自分の適量を決めてください。

しかし、適量であっても、毎日ずっと飲み続けると、肝臓に負担がかかってきて休むヒマがないので、肝機能が悪化しますよ。さらに、毎日の飲酒はアルコール依存症になってしまうかもしれません。

ですから、「休肝日」を週に2日以上はとるようにしましょう。私もお酒は大好きなので、マイルールを作って楽しんでいます。なるべく週に2~3回程度、家族や友達と食事しながら飲むようにしています。ぜひ、楽しく会話を楽しみながら飲んでくださいね。それでもマイルールは守りましょう。

ここロンドンでは世界各地のビールが手軽に、しかも日本より安く手に入ります。ついつい飲み過ぎることがあるので、ぜひ飲み方のマイルールを作ってくださいね。そしてお楽しみください。

では、ロンドンで見かけるビールについて、調べたことをお伝えいたします。

近くのスーパー、リドルのビールコーナー

基本的なビールの種類を押さえておきましょう。

ここイギリスではパブで飲まれるクラフトビールが主流です。

クラフトビールとは

Craft beer とは、日本語に訳すと「職人技のビール」となります。職人が丹精込めて作るので、「手作りのビール」ともなるわけですね。

これは、アサヒ、サッポロ、サントリーなどの大量に生産できるものとは違います。生産地、少量ロット、季節限定ともなるので「地ビール」と言えるわけです。

ロンドンでクラフトビールを楽しめる場所

バーモンジー(Bermondsey)駅の近くにある高架橋下のずらっと並んでいる醸造所(brewery)、圧巻です。

ENID Streetを目指してください。地下鉄の高架橋下がクラフトビールのbreweryです。

木曜日から日曜日までやっているところが多いようです。週末はコンサートなどもあり、にぎわっています。じっくり飲んでみたいなら木曜日か金曜日がお勧めですよ。

飲みすぎに注意です。多くても3種類ぐらいでやめときましょう。

クラフトビールの種類

ざっくり分けてラガーとエールです。これは、酵母の名称で発酵の仕方が違うのです。

ラガーは下面発酵

低温で長期間発酵させると酵母が麦汁の下のほうに沈んでいくのでこのように呼ばれています。

ラガーの特徴は、切れとのどごし。そのため5度前後に冷やしておいしくいただくのです。やはり飲みなれた日本のビールは切れ、のどごしともに最高ですね。ゴクゴク飲めますね。

superdry 極度乾燥(しなさい)は、アサヒビールとは関係ないんですね。

私の一押しは、ベルギーのステラ(STELLA)。日本人向きで(私好み)しかも安いのでよく近くのリドル(LIDL)で買っています。

ステラの箱の写真

ステラ(sutella)とは

ステラは、1926年に初めて醸造されたベルギーのラガーです。ピルスナースタイルのビールに分類され、このドリンクは、非常にクリアーな外観とスパイシーなホップの香りとゴールド色が特徴的なラガービールです。

ステラアルトワは大胆でフルーティーで麦芽の甘さを持つ非常に飲みやすいビールです。ホップは、このビールに柔らかく、丸みを帯びてドライでクリアーな仕上がりとなっています。

メーカーによると、このプレミアムラガーを作るために使用される成分は水、大麦、およびホップの3つだけです。伝統的な麦芽大麦とヨーロッパのホップの組み合わせは、肉料理とクリスピーサラダによく合うハービーまだ甘くて少しホッピーなラガービールとなっています。4.6~5.2%の高アルコールのラガービールです。

エールは上面発酵

ラガーとは違ってやや高めの温度で短時間で発酵させるので、酵母が麦汁の上に浮いてくるので上面発酵と呼ばれます。下面発酵よりも歴史の古い製造方法です。

エールは味わい深さと飲みごたえのあるビールで、ここイギリスではとても人気の高いビールです。

発祥の地は、バートン・オン・トレントです。バーミンガムとノッティンガムの間に位置しています。そのうちに行ってみたいと思います。

パブのカウンターで注文

「エール」には他にも黒いビールがあります。黒ビールでは「スタウト」が有名です。この「スタウト」は、もともとアイルランドにあるギネスビールの創業者アーサー・ギネス氏が、ポーターというビールをもとに造ったものといわれています。

結論:ストレス解消のためにアルコールを飲んでも効果はありません。一人飲みはやめましょう。飲むのだったら楽しい雰囲気で、量はほどほどにして、週に2回は飲まない日を決めましょう。

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