エリザベスタワーとはビッグベンのこと、地下鉄駅のウエストミンスター(Westminster)の目の前

地下鉄駅

ウエストミンスター(Westminster)は、ロンドンの観光の目玉、ビッグベンがあるところです。

実は、このビッグベンの正式名称はエリザベスタワーなのです。・・・知らなかった・・・

ウェストミンスター駅を出ると、目の前にドカーンとそびえ立っている塔が、ビッグベンです。

ビッグベンのあるシティ・オブ・ウェストミンスター (City of Westminster)

ビッグベンはロンドン特別区の一つシティ・オブ・ウェストミンスター (City of Westminster) にあります。

シティ・オブ・ウェストミンスターの区域には広い公園や広場、有名な建物が多数あります。バッキンガム宮殿ウェストミンスター寺院などの歴史的名所のほか、ウェストミンスター宮殿(英国議会議事堂で、ビッグベンのあるところ)首相官邸・財相公邸・院内幹事長公邸のあるダウニング街、中央官庁、スコットランドヤード、英最高裁などホワイトホール一帯の他、王立裁判所など政府中枢が集中して立地しているところです。

そして、ウェストミンスター宮殿の所在地こそがウェストミンスターであり、ユネスコの世界遺産にも登録されています。その建物には英国議会の議事堂が入っています。

ビッグベンはおそらく世界で最も有名な時計です。 その象徴的なシルエットはすぐに認識でき、地球上で最もインスタグラム化されたランドマークの1つとなっています。

ビッグベンについて調べてみると、それが建てられた理由や、この時計を作成したエンジニアと時計職人たちの信じられない労力や知恵を発見することができます。(詳細は、ビッグベンのホームページを見ご覧ください)

エリザベス・タワー(ビッグベンの正式名称)とは

ビッグベンの正式名称は、エリザベスタワーです。

ビッグベンは、時計塔の中にある大鐘のニックネームでした。そして、ビッグベンというとしばしば時計と時計塔にも言及するようになりました。

ビッグベンが位置する塔の正式の名称は、「時計塔」でしたが、現女王のエリザベス2世の在位60年のダイヤモンドジュビリー(ちなみに2022年6月にはプラチナムジュビリーの在位70年の式典が行われた)を記念して2012年に「エリザベスタワー」と改名されました。

時計塔はアウグストゥス・ピュージンによってネオゴシック様式で設計され、1859年に完成しました。その時計は世界で最大かつ最も正確な4面の時計盤をもち、あの有名な「キンコンカンコン・・・」と鳴り響く時計でした。

エリザベスタワーの建物

エリザベスタワーは11階建てで、なんと96メートルあります。地上からビッグベン、すなわちグレートベル(greatbell)がぶら下がっている鐘楼(しょうろう)まで334段の階段があります。

さらに65段の階段を登ると、議事堂で国会が開かれているときに灯されるランタンがあるアイルトンライトにたどり着きます。

エリザベスタワーの構造物は、850立方メートルの石、2,600立方メートルのレンガ、ヨークシャーのアンストンストーンとラトランドのクリップシャムストーン、フランスから輸入されたカーン石灰岩などで構成されているそうです。

5つの鐘について

ビッグベンは5つある塔の鐘の中で一番大きな鐘です。グレートベルと言われていますね。

ビッグベンの重さは13.7トン、高さ:2.2m、直径:2.7mもある大きな鐘です。

打たれたときの音符はEです。

鐘の外から打たれるハンマーの重量はなんと200kgもあります。

By DS Pugh, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=7558957

時計塔の鐘はビッグベン(グレートベル)だけではありません。鐘楼には他に4つの鐘(クオーターベル)があります。

それら5つの鐘があの有名な曲を形成しているのです。

第1クオーターベル 重量:1.1トン、直径:1.1m、打たれたときの音符はGシャープ

第2クオーターベル 重量:1.3トン、直径:1.2m、打たれたときの音符はFシャープ

第3クオーターベル 重量:1.7トン、直径:1.4m、打ったときの音符はE(グレートベルと同じ)

第4クオーターベル、重量:4トン、直径:1.8m、打たれたときの音符はB

鐘は固定され、拍手によって内側から振られて打たれるのではなく、外側からのハンマーで打たれます。

ビッグベンの名前の由来

鐘につけられた「ビッグベン」のニックネームの由来についてははっきりしたことはわかりませんが、いくつかの説があります。

まず、その設置を監督したベンジャミン・ホール卿からきているそうです。この鐘をどのように呼ぶかを長々と話していたので、同僚が「ビッグベンでいいから話はおしまいにしたらどうか」と皮肉たっぷりに言ったところそれが採用されたという噂です。

また、ほかにはヘビー級ボクシングチャンピオンのベンジャミン・カントにちなんで名付けられたという説もあります。

大時計について

By © User:Colin / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=35619683

時計の文字盤は4つあります。

各文字盤は、鋳鉄フレームの324ポットオパールガラスのピースでできています。

時間の数字の長さは60センチです。文字盤は直径7メートルです。

分針は銅板でできています。重さは100キログラムで、長さは4.2メートルです。

時針はガンメタル(砲金)でできており、300kgで分針の3倍重く長さは2.7メートルです。

ビッグベンの改修工事

2017年8月21日、4年計画でビッグベンの改修工事が始まりました。

変更には、エレベーターの追加、時計のダイヤルの再グレージングと再塗装、照明のアップグレードと屋根瓦の修理などが含まれています。

大晦日や追悼の日曜日など、いくつかの例外を除いて、鐘は2022年に作業が完了するまで使えないことになっています。

2021年12月、最後の足場が時計の文字盤から取り除かれ、2017年以降に行われた修復作業が終わりを迎えています。2022年4月、足場を支えていたガントリーが取り除かれ、塔には足場がなくなりました。

上の動画は、足場が取り除かれた2022年5月に撮影しました。

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